現物取引と先物取引の違いと目的|少ないリスクで投資を行なう

ウーマン

比較的安全な運用方法

現金

混沌とした世界経済

日本は、バブル崩壊後、景気が低迷してきました。2013年に、日本銀行が金融緩和を始めてから、企業の設備投資が増えて株式市場は活気を取り戻し、株式が上昇しました。また、極端な円高が是正され、円安になったことで輸出企業にとって有利になりました。しかし、2014年4月からの消費税増税により、再び消費が低迷し、景気回復が遠のいてしまいました。15年以上続いてきた不景気によって、政府の借金は1000兆円を超えました。財政破綻が騒がれてきましたが、一方で資産は約600兆円と、日本は世界一の債権大国です。また、元々国債金利が低い上に、先日のマイナス金利導入によって更に金利が下がり、お金が借りやすくなりました。海外では、経済成長を続けてきた中国の景気低迷が明らかになり、他国にも影響しています。ユーロ圏では、日本と同様に金融緩和を導入しています。アメリカは好調だったのですが、世界経済の減速の中で、追加利上げをするかどうかに注目が集まっています。このように、日本を含めた世界経済が混沌としている中で、比較的安全な国債は、これからも投資先として選択されていくでしょう。

投資に必要な情報

資産運用として、比較的リスクが低い商品は国債です。国債とは、政府の借金のことですが、国の財政を見る時には資産の把握も重要です。例えば日本の場合は、ネット(純債務のこと)で見ると約500兆円であり、世界の中でも悪くはない方です。国債に投資するには、証券会社や銀行で「個人向け国債」を購入することができます。他には、世界の国債を運用先とする投資信託を購入する方法もあります。投資する際の注意点は、格付けやCDSをチェックすることです。格付けとは、民間の格付け会社が、各国の信用リスクを明確にするために「AAA」や「BBB」などとランク付けすることです。「BB」以下だと、ジャンク債と見なされます。また、CDSとは、クレジットデフォルトスワップのことです。簡単に言えば、債券にかける保険のことです。例えば、国債のCDSが上昇すると、その発行体である国が財政破綻をする危険があると判断します。